日々の疑問をつらつらと。
普段何気なく暮らしていると、
当たり前に或るものや、わかったつもりになっている事には疑問を感じ無くなっているもので。
我が家では何故か市販のカレールゥにローリエを追加するという事をしてまして。
もう出来上がっているルゥに何故?と思いながらも母曰く、味が良くなるからということで、
私の子供時代からそれが当たり前になっていました。正直私にはわからないけれども。
まあカレーそのものがスパイスの混合料理だから、
好みによってターメリックやらクミンを増やして自分好みにする人もいるとは思う。
最近のスーパーはスパイスがどこも充実しているし、専門店に行かなくても王道のカレールゥは作れそう。
ただスパイスが充実してきたせいで、同じスパイスなのに呼び方が違うみたいなものも増えてきまして。
ということでLet’s research
まず調べて驚いたのはコリアンダー。
昔は香菜(こうさい、中国ではシャンツァイ)と呼ばれていて、どちらもよく聞いていた呼び名。
ただ最近はエスニックブームのおかげでタイ語でのパクチーといったほうが聞き馴染みがあるかも。
正確にはコリアンダーは種子や葉を乾燥させて粉末にしたもので、フレッシュな状態のものを香菜とかパクチーというらしい。
次に我が家でも使用しているローリエ。
ローレル(laurel)、ローリエ(laurier)とどちらも月桂樹の葉のことで、
ローレルが英語、ローリエが仏語。相変わらず統一しない日本。
たまにベイリーフというのも同じ月桂樹の葉とされるが、これは別品種なので注意。
次にシナモン。
日本では肉桂(にっけい)とか桂皮(けいひ)と呼ばれる、
お菓子やパンによく使用される美味しいやつ。大好きだ。
ただ調べるまでは、京都の八つ橋でも有名なニッキと全く同じものだと思っていたけれど、
ニッキは中国から日本に入ってきて、シナニッケイと呼ばれるもので別物らしい。
シナモンはスリランカ、セイロン島原産。
シナモンには辛味がないのに対し、ニッキには若干の辛味があるそう。知らんかった。
他にもオレガノやらナツメグやらカルダモンやらあるのだけれど、
気になる料理レシピで使う時がきたら買ってみようかと。
外食なんかで食べたことはあるんだろうけれど、単品での味が全く想像出来ない。
ちなみにカレースパイスの王道を書き出してみると、
香りづけ3種
シナモン
クミン
カルダモン
臭み消し3種
ベイリーフ
クローブ
コリアンダー
辛味3種
山椒
赤唐辛子
胡椒
着色2種
ターメリック
サフラン
ということらしい。
どれも手に入りそうなので、今度作ってみるか検討中。
ただ比率がよくわからないので失敗する未来しか見えない今日この頃。