プロスポーツ選手のこだわり

Sportsのあれこれ

些細だけれど人生を変えてしまうような節目になってしまうプロスポーツの世界。
素人目にはそんな事にもこだわるの?と思ってしまうけれど、
mm単位、コンマ何秒の世界に生きているプロスポーツ選手にはとても大きな事らしく。
知った時には感心してしまった話を少しばかり。

テニスの選手がよくサーブをする時に、後ろに控えるBallboyやBallgirlから何個もボールをもらって、
その中から選択して打っているシーン。うん、よく見かける。
テニスサーブは2回打つ権利があって、手前の2つに分かれた四角形に対角線上にINしないと認められない。
2回とも失敗するとDouble Faultのコールと共に得点が相手に入ってしまう。
なので、選手は1回目は何度かラリーした毛羽立ちの無い滑らかなボールを使用して、
スピード重視でTry。
1回目の失敗の後は、未使用状態に近い毛羽立ちがあるボールを使ってコントロール重視で確実にINを狙う。

テニスは趣味程度で何度かしたことがあるけれど、毛羽立ちでそんなに違うものなのかは実感できず。
数cmの誤差で試合の流れが変わるプロの世界。ただただ感心。

次にF1の話。
F1の車体にはブレーキランプが付いていないとか。
厳密にいうと、霧や強雨の時のために一定間隔で後方へ位置を知らせるランプはあるけれど、
ブレーキに連動したランプは無いらしい。
ドライバーは当然レース場のコンディションやらコースを把握して臨んでいるわけだけれど、
それでも攻め方は各チーム少しずづ違うわけで。
なので、自分のブレーキングポイントを相手に悟らせないためにランプが無いのだとか。
いかにコンマ何秒を削るかの世界での大きな駆け引きにまたまた感心。
細かい所を知っていくと普段見ていないスポーツにも少し興味が湧くのでは。

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