日々の疑問をつらつらと。
普段何気なく暮らしていると、
当たり前に或るものや、わかったつもりになっている事には疑問を感じ無くなっているもので。
数年前に流行ったDA PUMPの「U.S.A」という曲。
ノリもいいし覚えやすいしでメガヒットしたのだけれど、これがカバー曲というのをつい最近知った。
1992年に発表されたイタリアのjoe yellowという歌手の「U.S.A」が原曲。
90年代はユーロビートが日本でも流行っていたから知っている年配の人もいるかもだけど、DA PUMPが歌うまで全く知らなかった。
国や言語の違い、市場の大きさなど色々な要因があるけれど、原曲よりヒットしたカバー曲って結構あるみたい。
知っているところではエリック・クラプトンの「change the world」。
原曲はワイノナ・ジャッドという女性カントリー歌手の楽曲。
ホイットニー・ヒューストンの「Iwill always love you」。
これも女性カントリー歌手のドリー・パートンが原曲。
ドリー・パートンという人は映画にも出ているし、「9to5」という曲が好きだったので知った時は驚いた。
1974年とかなり前のリリースなのでだいぶ年配の方にしかわからないかも。
他にもありそうなのでLet’s research
少し古めだけどレイ・チャールズの「I can’t stop loving you」。
邦題だと「愛さずにはいられない」。
CMなんかにも使われていたし、R&Bが好きな人なら必ず聞いたことがあるはず。
原曲はドン・ギブソン、てっきりレイ・チャールズの楽曲だとばかり。
次はPet Shop Boysの「Go West」。
これも色々なシーンで使われているから聞けばわかると思う。
原曲は「YMCA」で有名なvillage people。カバーで世界的ヒットだったとは。
次はカーペンターズの「Sing」。
あまりに有名でカーペンターズ以外で聞いたこと無いかもしれない。
実はアメリカの子供番組『セサミストリート』で歌われた楽曲だけれど、
カーペンターズのカバーが有名になりすぎて『セサミストリート』がカーペンターズを起用したと誤解する人が多かったらしい。
今回調べていて一番驚いたのはフランク・シナトラの「My Way」。
原曲はクロード・フランソワ。フランスのシャンソン歌手。
彼が書いた「Comme d’Habitude」(いつものように)という楽曲にポール・アンカという有名な歌手が英語の歌詞を付けてシナトラが歌ったそう。
アメリカという市場の大きさと、シナトラという希代のスターの組み合わせがハマり過ぎた一曲。
最後に世界で最も歌われていてギネスにも載っている歌、「Happy birthday」。
原曲はアメリカのヒル姉妹による「Good morning to all」。
1893年に作られたこの曲の替え歌が、まさか最も世界で歌われるとはヒル姉妹もビックリしてるでしょうね。
他にも色々あったのだけれど、特に衝撃的なものをご紹介してみた。
今回書いてみて見返したのだけれど、なんか全部古くね?というのが一番の感想。
若い人が見たら原曲どころか、カバーしているほうも知らんわって話で。
令和に生きてないなぁと思う今日この頃。