日々の疑問をつらつらと。
普段何気なく暮らしていると、
当たり前に或るものや、わかったつもりになっている事には疑問を感じ無くなっているもので。
先日の或る会話にて、
「ドアをトントンしたんだけどさ、」
「ドアってトントン?普通はコンコンじゃない?」
「コンコンは狐の鳴き声でしょー、もしくは風邪引いた時の咳とか」
「咳はゴホゴホじゃない?」「たしかに・・、なぜにコンコン?」
みたいな、どうでもいい会話がありまして。
ふと、日本語って擬音語が多いなぁ、しかも昔に比べて増えてなくない?と。
漫画の影響も大きいと思うけど、誰に教わるでもなく日本人ならいつの間にか習得している不思議な言語。
幼い子に話しかける時に多く使うので、日本に生まれると最初に耳にする言葉なのかも。
気になったのでLet’s research
動物の鳴き声や物が発する音を言葉にしたものが擬音語。ワンワンやガタガタなど。
状況や事象の説明を言葉にしたものが擬態語。ピカピカとかサラサラみたいな。
この擬音語と擬態語を総称したものを”オノマトペ”と言うらしい。
ギリシャ語のオノマトペイアを語源にしていて、語を創る事、名付けを意味するらしい。ほー、知らんかった。
世界的にみても日本で使われるオノマトペは群を抜いているそうで、
英語圏で使われる150種類程度に比べて、日本は4000~5000種類あるらしい。
そんなにあるか?と思ったのと、
たしかにオノマトペだけで会話を成立させようと思えば出来ない事はないかも、
が同時に頭をよぎったのは面白い体験。オノマトペしりとりとか出来そうだし。
ちなみにパ行から始まる日本の単語は全てオノマトペだとか。
パリパリ、ピリピリ、プリプリ、ペリペリ、ポリポリ・・・マジか。
日本に来る外国人につい、英語がわからなくてオノマトペを交えながら身振り手振りて伝えようとして、
余計に混乱するのは訪日外国人のあるあるらしい(笑)
どれがオノマトペでどれが日本語なのか気にしないで使っていたから、説明しようとしても出来ないかも。
オノマトペをオノマトペで教えそうになる今日この頃。