日々の疑問をつらつらと。
普段何気なく暮らしていると、
当たり前に或るものや、わかったつもりになっている事には疑問を感じ無くなっているもので。
今年もやってきた梅雨。
じめじめとした日が続き、洗濯物も乾かず、終わったと思えば倒れそうになる酷暑が待っている、
そんな憂鬱な梅雨。
それにしてもなんで梅に雨?そういえば知らないなぁ、ということでLet’s research
wikipediaで調べてみると、
梅雨は、春から夏にかけて多い曇りや雨のこと、またはその期間のこと。
北海道と小笠原諸島を除く日本、朝鮮半島南部、中国の南部から長江流域にかけての沿海部、および台湾など、
東アジアの広範囲においてみられる特有の気象現象で、雨季の一種である。
とあり、語源としては諸説あるようで、
中国由来の言葉で元々は雨期にはカビが多く発生するため、
”黴”という字を用いて”黴雨”と書いていたらしい。
またその頃は梅が実る季節でもあるため、簡易化と相まって梅という字を使って”梅雨”になったらしい。
日本で”つゆ”と呼ばれるようになったのにも諸説あるようで、
雨が葉に落ちて”露”がたくさん見られるから露の読みを当てたとか、
雨のせいで実った梅が落ちてダメになった様から”潰ゆ(ついゆ)”という読みを当てたとか。
なんとも昔の人の表現にはいつもながら感心してしまう。
ただ鬱陶しい季節だと思わず、季節を楽しんでいたかんじが伝わる。
でも冷蔵庫もない昔は今よりも大変だったはずで、
ちょっと出しておいた食品がダメになった時は、同じように悪態をついていたはずだと思う今日この頃。