今回は妙に響いたスポーツ選手たちの名言を6選ばかり。
才能と努力が集まる世界の中で、常にフロントランナーで在り続けた人達だからこそ、
普通に聞く言葉よりも重みを感じてしまう。
色々な名言があるけれど、共感出来るかは人それぞれ。
というわけで一人目は、ベーブ・ルース。
野球を知らない人でも1度は聞いたことがあるのでは。
100年前にアメリカ野球で活躍した伝説の選手。
そんなベーブ・ルースの名言が、
“It’s difficult to beat a person who never gives up.”
あきらめない人に勝つのは難しい。
なんとも含蓄の有る言葉。
対戦だけでなく人生にも落とし込めそうな名言。
お気に入りの名言です。
二人目は、リオネル・メッシ。
現代を生きるサッカー界の伝説的プレイヤー。
現役なのにこれから先語り継がれて行くのは間違いない選手ってのは、
歴史的に見ても数少ないんじゃないかな。
“Will I be rewarded if I make an effort? No you wouldn’t.
Work hard until you get paid.”
努力すれば報われる?そうではないだろう。報われるまで努力するのだ。
これもまた大成功したスーパースターが言うから重みがあるのだけれど、
倒置法的というか、逆説的というか、日本人に刺さりやすいワードチョイス。
センスも一流ですなぁ。
三人目は、ラファエル・ナダル。
テニス男子で時代を圧倒してきた、これまたスーパースター。
“Losing is not my enemy, fear of losing is my enemy.”
負けは私の敵ではなく、負けに対する恐怖が私の敵なのです。
かなりキザな言い回しだけれど、テニスの王子様が言うと途端に格好良くなる。
失敗を恐れる心こそがってことなんだろうけど、これもセンス〇。
四人目は、マイケル・ジョーダン。
言わずと知れたバスケ界の伝説的選手。
バスケを知らない人でもこの名前は聞いたことがあるはず。
というか未だにバスケのアイコニック的存在で、
彼の記録は超えられても存在を超えられる人は暫く現れないかも。
”10本連続でシュートを外しても僕はためらわない。
次の1本が成功すれば、それは100本連続で成功する最初の1本目かもしれないだろう。”
原文が見つからなかったので意訳を掲載。
どん底でも諦める必要は無いと、小さな成功が大成功への一歩目かもしれないのだから。
私なりの意訳です。
五人目は、マイク・タイソン。
80年代に活躍したボクシング・ヘビー級の選手。
90㎏以上なら無制限でOKな階級のなかで、かなり小柄だったけれど、
圧倒的な強さを誇った伝説的ボクサー。
”僕は運に恵まれた。殺人者ではなく格闘家になれたのだからね。”
ジョークに聞こえるかも知れないけれど、
アメリカの貧困街に生まれた彼にとってはスポーツよりも、犯罪と死のほうが身近だった。
そんな背景を知ってからだとかなり重みがある言葉に。
当たり前が生まれた場所によってだいぶ違うのだと思わされる名言。
最後は、ジャッキー・ロビンソン。
これもアメリカ野球、MLBの伝説的選手。
MLBを知っている人なら必ず聞く名前だけれど、黒人選手とアメリカそのものを変えさせた偉大な選手。
偉人といっても過言ではないかも。
”「不可能」の対義語は「可能」ではない、「挑戦」だ”
人生そのものが挑戦だった偉大な人の偉大な言葉。
黒人差別が当たり前の社会にあって、白人の白人のための野球の中に唯一入った黒人選手。
彼がいなければ、有色人種全般がMLBでプレー出来なかったわけで、
今活躍している大谷選手や今永選手の活躍も有り得なかった。
不可能な状況の中、挑戦し続けて可能を切り開いたジャッキー・ロビンソン。
たくさんの偉大な選手が名言を残しているけれど、この6人の名言は特に心に残るものばかりで、
感心だけでなく少しでも実践出来ればいいなぁと。
”やらなくてもわかる、無理っぽい”
で逃げてきた私にとってはとても大事な名言集でした。