日々の疑問をつらつらと。
普段何気なく暮らしていると、
当たり前に或るものや、わかったつもりになっている事には疑問を感じ無くなっているもので。
普段お酒をあまり飲まないので、ざっくりとしか種類や名前を知らない。
久しぶりにお酒専門店を覗いてみたら、多種多様さに驚いた。
ビールひとつとっても、どこの国のビール?みたいなものが棚いっぱいに。
たまに飲みたくなったときはお気に入りのもの一択だったので、違うものでも飲んでみようかと思ったけれど、
知識がない上に冒険する度胸もない。
せめて基礎知識だけでもと思い、Let’s research.
初級編としてアルコール度数の定義から。
お酒に入っているエタノールの割合を示す数値で、全体の体積に対してどれくらい入っているかを%で表されている。
代表的なものでいうと、
ビール(約5%)→100ml中に約5ml。
ワイン(約12%)
日本酒(約15%)
ウィスキー(約40%)
たとえ飲みやすくてもアルコール度数が高ければ同じ量を飲んでも酔いやすいし、体には良くないので注意。
低ければたくさん飲んでも大丈夫ということでもないけれど。
アルコールはエタノール(正式にはメチルアルコール)を蒸留し不純物を取り除き、薄めて味を付けたもの。
飲料用に調整されてないものは消毒用や燃料等に使用されるので、口にしてはいけない。
さらに言えば名前が良く似ているメタノールは全くの別物なので、かなり注意が必要。あれは毒です。
海外では密造酒や粗悪な酒に混入して集団中毒事件なんかも起きているらしい。
でも面白い話として、メタノール中毒の治療にエタノールを使うこともあるとか。
分解を邪魔して毒の生成を抑える働きがあるらしい。
ちなみにアルコールは蒸留で濃くしていくと、約95%~96%でほぼ限界がくる。
「スピリタス」というお酒が世界最強らしく、アルコール度数は約96%。
火が付くほど揮発性が高いので、そのまま飲むのはNG。カクテルなどに少量入れて薄めて飲むらしい。

ここからはお酒の種類について。
お酒は、醸造酒と蒸留酒の大きく2種類に分かれる。
醸造酒とは、酵母の発酵だけで作るお酒で、発酵とは酵母が糖分を食べてアルコールと炭酸を作る反応のこと。
代表的なものとしてはビールやワイン、日本酒など。
原料の味がそのまま出やすく味わい深いものが多いが度数は低め。
対して蒸留酒。
これは醸造酒をさらに加熱してアルコールだけを取り出したもの。
スピリット(スピリッツ)と表記されるのは蒸留酒のこと。
ウィスキー、焼酎、ウォッカ、ジン、ラム、テキーラなどは全て蒸留酒(スピリット)。
この2種のお酒を使って作る派生のお酒が混成酒。
代表的なものだとリキュール。
蒸留酒に甘さや香りを追加したものを指す。カクテルによく使われる。
ジンも同じで蒸留酒にハーブやスパイスで香り付けしたものを指す。
ただしジュニパーベリー(ネズの実)を使用したものでないとジンとは呼ばれないらしい。

ほんのり甘くてちょっと苦い炭酸水がトニックと呼ばれ、これで割ると「ジントニック」になるそう。
ウィスキーを炭酸水で割るものは「ハイボール」と言われるのは有名だけど、元は「背の高いグラスに入った炭酸水」をハイボールと呼んだらしい。
焼酎を炭酸で割れば「チューハイ」になるのだから、それだけは語源通りなのかも。
サワーは英語圏の言い方で、チューハイは日本発。ただ何故か同じものなのに並び立てる日本の不思議。
強いて言えば、サワーはフルーツの酸味強めで、チューハイは焼酎強めのイメージ。
原料の違いや文化の違いで多種多様なお酒があるけれど、工程は一緒でもやはり大きく違う。
ちなみに代表的なお酒の原料はといえば、
ビール:大麦
ワイン:葡萄
日本酒:米
ウィスキー:大麦、トウモロコシなどの穀物
ウォッカ:穀物やジャガイモ
ジン:穀物(ただしジュニパーベリーの香り付けが必要)
ラム:サトウキビ
テキーラ:アガベ(多肉植物)
要は、お酒はほぼ糖から作られるので、糖分があればお酒になる。
変わり種としては、はちみつやメープル、バナナや乳清(チーズを作る際に出る液体、ホエィ)なんかからもお酒を作ってるらしい。
酒好きは今も昔も変わらないのかも。
ちなみに、なぜ醸造酒はアルコール度数が高くならないかというと、15%前後になると酵母がアルコールで死んでしまうかららしい。
自らの排泄物に溺れてしまうのかと、思わず悲しい思考に入ってしまった今日この頃。

